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ヨガの聖典-ヨーガスートラに学ぶ「心のコントロール方法」

浦和│北浦和の初心者様、男性大勧化のヨガスタジオ‐浦和姿勢改善Labエクリエンス
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こんにちは(^^♪
Tatsuです♪

今回はヨガの聖典の一つ、ヨーガスートラをベースとした心のコントロール方法を解説していきたいと思います♬

導入:現代社会の特徴と心のコントロールの必要性

現代社会は、情報過多、スピード重視、競争激化といった特徴を持つ、ストレスフルな環境です。SNSの普及により、常に他人と比較され、劣等感や不安を感じやすくなっています。また、将来への不安、仕事や人間関係のストレス、経済的な問題など、様々な要因が私たちの心を揺さぶり、精神的なバランスを崩しやすくなっています。

このような状況下では、自分の感情や思考をコントロールし、ストレスにうまく対処することが、健全な精神状態を保ち、充実した人生を送る上で不可欠です。精神コントロールは、単に感情を抑え込むことではなく、自分の内面と向き合い、感情を理解し、適切に処理する能力を指します。

精神コントロールがもたらす具体的なメリット

精神コントロールを身につけることで、以下のような具体的なメリットが期待できます。

  1. ストレス耐性の向上 ストレスの多い状況でも、冷静さを保ち、感情的にならずに対処できるようになります。困難な状況にも柔軟に対応し、乗り越える力を養うことができます。
  2. 集中力・生産性の向上 雑念やネガティブな感情に振り回されず、目の前のタスクに集中できるようになります。仕事や勉強の効率が上がり、目標達成に近づけます。
  3. 人間関係の改善 感情的にならずに、相手の意見を冷静に聞き、自分の考えを伝えることができるようになります。コミュニケーションが円滑になり、良好な人間関係を築くことができます。
  4. 自己肯定感の向上 自分の感情を理解し、受け入れることで、自己肯定感を高めることができます。自信を持って行動できるようになり、自己成長を促します。
  5. 心身の健康 ストレスを軽減することで、心身の健康を維持することができます。不安や抑うつなどの精神的な不調、ストレス性の身体疾患を予防することができます。
  6. より良い意思決定 感情に左右されず、冷静に状況を判断し、より良い意思決定を行うことができます。

精神コントロールの方法

精神コントロールの方法には様々なものがありますが、古代から伝わり、有効性が立証されている「ヨガ」が非常におすすめです。現代ヨガではなく、哲学的要素を含む「本来のヨガ」を指します。
ヨガの中で最も有名と言われる「聖典-ヨーガスートラ」の内容を簡単にお伝えしていきます。

ヨガ哲学の根幹をなすのが、パタンジャリによって編纂されたとされる『ヨーガスートラ』です。このスートラ(経典)は、ヨガの目的や実践方法を体系的にまとめたもので、ヨガの哲学を深く理解する上で非常に重要なものです。

特に、ヨーガスートラで重要視される【八支則】について、わかりやすく簡潔に説明します。

ヨガの八支則とは?

古代インドの賢者パタンジャリによって編纂されたヨーガスートラは、ヨガの哲学と実践の指針となる経典です。その中で、ヨガの目的を達成するための実践体系として「八支則」が提唱されています。八支則は、サンスクリット語で「アシュターンガ」と呼ばれ、「8つの段階」を意味します。

人生を苦しみから解放し、真の幸福へと導くための8つの段階を、順番に実践していくことで、心身のバランスを整え、精神的な成長を促し、最終的にサマーディ(三昧)と呼ばれる悟りの境地に到達することができるとされています。

八支則の8つの段階

  1. ヤマ(禁戒): 社会における倫理的な規範、他人との関わり方
  2. ニヤマ(勧戒): 個人として実践すべき行い、自己との向き合い方
  3. アーサナ(坐法): 安定した快適な姿勢を保つこと
  4. プラーナーヤーマ(調気法): 呼吸をコントロールすること
  5. プラティヤハーラ(制感): 五感を制御すること
  6. ダーラナ(集中): 意識を一点に集中すること
  7. ディヤーナ(瞑想): 対象に意識を向け続けること
  8. サマーディ(三昧): 瞑想が深まり、自我が消滅した状態

各段階の詳細

1. ヤマ(禁戒)

ヤマは、社会生活を送る上で、他人との調和を保ち、苦しみを生み出さないための倫理的な規範です。5つのヤマがあります。

  • アヒンサー(非暴力): すべての生き物に対して、身体的、精神的な暴力をふるわないこと。
  • サティヤ(誠実): 嘘をつかず、真実を語ること。
  • アステーヤ(不盗): 他人のものを盗まないこと。物質的なものだけでなく、時間や信頼なども含まれます。
  • ブラフマチャリヤ(禁欲): 性的なエネルギーを浪費せず、創造的な活動に向けること。
  • アパリグラハ(不貪): 必要以上のものを所有しないこと。物質的なものへの執着を手放す。

2. ニヤマ(勧戒)

ニヤマは、自己 discipline を高め、精神的な成長を促すための個人として実践すべき行いです。5つのニヤマがあります。

  • シャウチャ(清浄): 心身の清浄を保つこと。身体的な清潔さだけでなく、心の浄化も含まれます。
  • サントーシャ(知足): 現状に満足し、感謝の気持ちを持つこと。
  • タパス(苦行): 鍛錬や熱意を持って、ヨガの練習に励むこと。
  • スヴァディアーヤ(読誦): 聖典の学習や自己探求を通して、知識を深めること。
  • イーシュヴァラ・プラニダーナ(神への帰依): 神や宇宙、自然など、自己を超えた存在への信仰心を育むこと。

3. アーサナ(坐法)

アーサナは、瞑想のための安定した快適な姿勢を保つことです。現代では、ヨガのポーズ全般を指す言葉として使われています。アーサナを通して、身体の柔軟性、筋力、バランス感覚を高め、心身の健康を促進します。

4. プラーナーヤーマ(調気法)

プラーナーヤーマは、呼吸をコントロールするテクニックです。呼吸法を通して、プラーナ(生命エネルギー)の流れを調整し、心身を活性化させます。

5. プラティヤハーラ(制感)

プラティヤハーラは、五感を制御し、外界からの刺激に振り回されないようにすることです。感覚を内側に向けることで、心を静め、集中力を高めます。

6. ダーラナ(集中)

ダーラナは、意識を一点に集中することです。呼吸、マントラ、イメージなどを用いて、集中力を養います。

7. ディヤーナ(瞑想)

ディヤーナは、対象に意識を向け続けることです。集中が深まり、雑念が消えていく状態です。

8. サマーディ(三昧)

サマーディは、瞑想が深まり、自我が消滅した状態です。至福と安らぎに満ちた、悟りの境地です。

八支則の実践

八支則は、順番に段階を踏んで実践していくことが大切です。ヤマ、ニヤマといった倫理的な基盤を築き、アーサナで身体を整え、プラーナーヤーマでプラーナをコントロールし、プラティヤハーラで感覚を制御することで、ダーラナ、ディヤーナ、サマーディへとつながっていきます。

八支則は、ヨガの練習を通して、心身のバランスを整え、精神的な成長を促し、最終的にサマーディ(三昧)と呼ばれる悟りの境地に到達するための実践体系です。

まとめ

ヨガの八支則は、私たちが人生をより豊かに、そして意味のあるものにするための道標です。これらの教えを日々の生活に取り入れることで、心身の健康、精神的な成長、そして真の幸福へと導かれるでしょう。

最後までお読み下さり有難うございました♪
皆さまの心のエクアニミティー(平静さ)と身体のレジリエンス(復元力)が高まることを願っております!
浦和│北浦和のヨガ&ロルフィングスタジオ‐浦和姿勢改善Lab-エクリエンス‐Tatsu

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