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筋肉の過緊張と痛み:発痛物質、筋膜、そしてその複雑な関係性

浦和│北浦和の初心者様、男性大勧化のヨガスタジオ‐浦和姿勢改善Labエクリエンス
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こんにちは(^^♪
Tatsuです♪

今回は筋肉の【凝り】-【過緊張】という状態について解説していきたいと思います(^^♪

筋肉の過緊張は、日常生活において誰もが一度は経験する不快な状態です。この過緊張がどのように痛みを引き起こし、それがどのように身体に影響を与えるのか、そのメカニズムは非常に複雑です。今回は、筋肉の過緊張と痛み、そしてその間に深く関わる発痛物質や筋膜について、詳しく解説していきます。

筋肉の過緊張と痛み:その複雑な関係性

筋肉の過緊張は、単に筋肉が硬くなるだけでなく、様々な身体的な問題を引き起こします。その中でも、痛みの発生は、多くの人を悩ませる問題の一つです。

1. 発痛物質の生成と蓄積
筋肉が過緊張状態になると、血行が悪くなり、酸素や栄養素の供給が不足します。その結果、筋肉組織内に乳酸などの疲労物質が蓄積し、炎症反応を引き起こします。この炎症反応によって、プロスタグランジンやヒスタミンといった発痛物質が生成され、痛みを誘発します。

2. 筋膜の癒着と痛み
筋膜は、筋肉を包み込む薄い膜状の組織で、全身に張り巡らされています。筋肉の過緊張が続くと、筋膜が癒着し、滑りが悪くなります。この癒着は、神経を圧迫し、痛みを発生させたり、運動機能を制限したりします。

3. 神経の過敏化
慢性的な筋肉の過緊張は、神経を過敏にし、痛みを感じやすくなります。これは、中枢神経系における変化によって起こり、痛みが増幅されるだけでなく、痛みの範囲が広がることもあります。

4. 悪循環の発生
筋肉の過緊張による痛みは、さらに筋肉を緊張させるという悪循環を生み出します。痛みに対して体が防御反応を起こし、筋肉を緊張させることで、痛みから身を守ろうとするのです。しかし、この反応が慢性化すると、痛みはますます強くなり、日常生活に支障をきたすようになります。

筋肉の過緊張が引き起こす様々な痛み

筋肉の過緊張が原因となる痛みは、部位によって様々な症状を引き起こします。

肩こり: 首や肩の筋肉が慢性的に緊張し、肩や首に痛みやこわばりを感じます。
腰痛: 腰の筋肉が緊張し、腰に痛みや重だるさを感じます。
頭痛: 首や肩の筋肉の緊張が、頭部の血管を圧迫し、頭痛を引き起こすことがあります。
全身の倦怠感: 慢性的な筋肉の緊張は、全身の倦怠感や疲労感につながることがあります。
筋肉の過緊張を改善する方法

筋肉の過緊張を改善し、痛みを軽減するためには、一般的に以下の方法が有効です。

ストレッチ: 筋肉の柔軟性を高め、血行を促進します。
マッサージ: 筋肉の緊張を緩め、血行を改善します。
温冷療法: 温めることで血行が促進され、冷やすことで炎症を抑えられます。
運動: 適度な運動は、筋肉の柔軟性を高め、血行を促進します。
休息: 十分な睡眠をとることで、筋肉の回復を促します。
姿勢改善: 姿勢が悪いと、特定の筋肉に負担がかかり、凝りやすくなります。
ストレス管理: ストレスは筋肉の緊張を引き起こすため、ストレスを溜めないようにしましょう。

上記を試しているけど改善しない理由

ストレッチやマッサージの効果を高めるには?
一般的な改善方法を試していても症状が良くならない事は良くあります。むしろ良くならないパターンの方が多いと思います。
しっかり改善させる為には下記の項目が重要となってきます。

  • 全身の評価: 全身のバランスを評価し、代償動作の根本原因を見つけ出すことが重要です。
  • 根本原因へのアプローチ: 根本原因に対処することで、代償作用の悪循環を断ち切り、慢性的な凝りや痛みを改善することができます。
  • 機能低下している部位の改善: 固有受容感覚(無意識的に体を感じる能力)が鈍くなっている部位を特定し、その部位の感覚を取り戻すエクササイズや施術を行う必要があります。
    • 例えば、適切な部位に対するヨガやピラティスなど身体の感覚を意識する運動や、適切な部位に対する筋膜リリースは、固有受容感覚を高め、身体図式を再構築するのに役立ちます。
  • セットポイントの適正化:
    • 慢性的な痛みによって変化してしまった痛みのセットポイントは、神経の可塑性を利用することで、適正なレベルに戻すことができます。
      神経細胞群選択理論によると、適切な刺激を繰り返し与えることで、神経細胞のネットワークが再編成され、痛みの感じ方が変化していきます。
      痛みを悪化させない範囲で、徐々に運動やストレッチを行い、身体を動かすことを習慣化していくことが大切です。このプロセスには、一般的に2週間から3ヶ月程度の期間が必要とされています。

詳細はこちらのブログに記載しております。

まとめ

筋肉の過緊張と痛みは、密接な関係があり、様々な要因が複雑に絡み合って発生します。
ストレッチやマッサージは、凝りや痛みの緩和に役立ちますが、慢性的な痛みや凝り、重怠さ感を根本から改善するためには、代償、セットポイント、固有受容感覚-身体図式といった観点から、全身のバランスを整え、根本原因に対処していくことが重要です。

もし、筋肉の凝りがひどい場合や長期間続く場合は、専門家にご相談ください。
もしくは、ロルフィング体験セッションをお試ししてみてください♪

最後までお読み下さり有難うございました♪
皆さまの心のエクアニミティー(平静さ)と身体のレジリエンス(復元力)が高まることを願っております1
浦和│北浦和のヨガ&ロルフィングスタジオ‐浦和姿勢改善Lab-エクリエンス‐Tatsu

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