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凝り、その正体とは? ~解剖生理学、神経学から紐解く~

浦和│北浦和の初心者様、男性大勧化のヨガスタジオ‐浦和姿勢改善Labエクリエンス
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こんにちは(^^♪
Tatsuです♪

「最近肩が凝って腰が重いけど、みんなそんなもんだよね?」

そう思っていませんか? 実は、その「凝り」、放置すると様々な体の不調につながる可能性を秘めているんです。
今回は、多くの人が悩まされる「凝り」について、解剖学と生理学の視点から詳しく解説していきます。

凝り、そのサインを見逃さないで! ~体はSOSを発信している~

「肩こりってみんなするもんでしょ?」「腰が痛いのは歳のせいかな…」「デスクワークで背中が張って辛いけど仕方ない事だよね?」

そう思っていませんか? 実は、その「凝り」、体はあなたにSOSを発信しているサインかもしれません。放置すると様々な体の不調につながる可能性を秘めているんです。

今回は、多くの人が悩まされる「凝り」について、解剖学と生理学の視点から詳しく解説し、そのサインを見逃さないように、体が訴えかけているSOSについて解剖学と生理学の視点から詳しく解説していきます。

凝りって一体何? その原因に迫る!

「凝り」は、医学的には明確な定義のない、主観的な感覚ですが、一般的には、筋肉が硬く感じられ、痛みや不快感を伴う状態を指します。

では、なぜ筋肉が硬くなってしまうのでしょうか? それは、様々な要因が複雑に絡み合って起こる現象です。

1. 筋緊張の亢進

筋肉は、脳からの指令を受けて収縮することで、身体を動かしたり、姿勢を維持したりしています。しかし、長時間同じ姿勢を続けたり、ストレスを感じたりすると、筋肉は必要以上に緊張した状態が続きます。これが「筋緊張の亢進」です。

筋緊張亢進の原因

  • 長時間同じ姿勢: デスクワークやスマホの使いすぎなど、長時間同じ姿勢を続けることで、特定の筋肉に負担がかかり続け、緊張状態が続きます。
  • 不良姿勢: 猫背や反り腰など、姿勢が悪いと、身体のバランスを保つために、特定の筋肉が過剰に緊張します。
  • ストレス: ストレスを感じると、交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすくなります。
  • 冷え性: 冷えは血行不良を引き起こし、筋肉への酸素供給が不足することで、筋肉が緊張しやすくなります。
  • 運動不足: 運動不足は、筋肉の柔軟性を低下させ、血行不良を招き、筋肉が硬くなりやすくなります。
  • 睡眠不足: 睡眠不足は、疲労物質が蓄積し、筋肉の回復を阻害するため、筋緊張が起こりやすくなります。
  • 栄養不足: 特に、マグネシウム不足は、筋肉の収縮・弛緩に影響を与え、筋緊張を亢進させる可能性があります。

2. 筋膜の硬化

筋肉は、筋膜と呼ばれる薄い膜で覆われています。筋膜は、筋肉同士の摩擦を防ぎ、滑らかな動きをサポートする役割を担っています。しかし、様々な要因で筋膜が硬くなってしまうことがあります。

筋膜硬化の原因

  • 長時間同じ姿勢: 同じ姿勢を長時間続けると、筋膜が特定の方向に引っ張られ続け、硬くなってしまいます。
  • 運動不足: 運動不足は、筋膜の柔軟性を低下させ、硬化を招きます。
  • ケガ: ケガや炎症によって、筋膜が癒着し、硬くなることがあります。
  • 脱水: 水分不足は、筋膜の滑りが悪くなり、硬化しやすくなります。
  • 冷え性: 冷えは血行不良を引き起こし、筋膜への栄養供給が不足することで、硬化しやすくなります。
  • コラーゲン繊維の過剰増殖: 筋膜はコラーゲン繊維で構成されていますが、長時間のストレスや炎症によって、コラーゲン繊維が過剰に増殖し、筋膜が硬くなってしまうことがあります。

3. トリガーポイントの活性化

  • 筋肉が硬くなると、トリガーポイントと呼ばれる、痛みや硬さに敏感な部位が形成されます。
  • トリガーポイントは、押すと痛みを感じ、その痛みは、関連痛と呼ばれる、離れた場所に広がることもあります。
  • トリガーポイントの活性化は、凝りの痛みや不快感を増強させる要因となります。

4. 神経系の sensitization(感作)

  • 筋肉や筋膜には、痛みを感じるセンサー(侵害受容器)が分布しています。
  • 筋緊張の亢進や筋膜の硬化、トリガーポイントの活性化は、これらのセンサーを刺激し、痛みを感じやすくなります。
  • さらに、慢性的な痛みは、神経系を sensitization(感作)させ、より痛みを感じやすい状態にしてしまいます。
  • これが、凝りが慢性化し、なかなか改善しない原因の一つと考えられています。

5. 脳の可塑性

  • 脳は、経験や学習によって、その構造や機能を変化させることができます。これを「脳の可塑性」といいます。
  • 慢性的な痛みは、脳の可塑性に影響を与え、痛みを感じやすい脳へと変化させてしまう可能性があります。
  • これが、凝りが慢性化し、精神的なストレスや不安を引き起こす原因の一つと考えられています。

マッスルインバランスと代償作用

私たちの身体は、様々な筋肉が協調して働いています。筋肉は、関節を動かす際に、主動筋(主に働く筋肉)と拮抗筋(反対の動きをする筋肉)のペアで活動します。

例えば、肘を曲げる動作では、上腕二頭筋が主動筋、上腕三頭筋が拮抗筋となります。

しかし、長時間同じ姿勢や偏った運動、怪我などによって、特定の筋肉ばかりが使われるようになると、主動筋と拮抗筋のバランスが崩れ、マッスルインバランスが起こります。

マッスルインバランスが起こると、関節運動のメカニズムが破綻し、身体は本来の動きができなくなります。すると、身体は別の筋肉を使って動きを補おうとします。これを代償作用といいます。

代償作用は、一見、身体をスムーズに動かすための賢い仕組みのように思えますが、長期間続くと、代償している筋肉に負担がかかり、新たな凝りや痛みを引き起こす原因となります。

例えば、股関節の動きが悪くなると、腰や膝に負担がかかり、腰痛や膝痛を引き起こすことがあります。

凝りを見逃さないで! 体からのSOS

凝りや痛みは、身体からのSOSサインです。

「ちょっと肩が凝ったな」「腰が重いな」と感じたら、それは身体が「疲れているよ」「無理しているよ」と訴えかけているサインです。

これらのサインを無視し続けると、身体はより強いSOSを発信するようになります。例えば、頭痛、吐き気、めまい、自律神経の乱れ、身体の可動域制限など、様々な不調が現れることがあります。

さらに、慢性的な凝りや痛みは、精神的なストレスや不安、抑うつを引き起こし、生活の質(QOL)を著しく低下させる可能性もあります。

全身の繋がりとロルフィング

凝りや痛みが慢性化してしまうと、局所的な治療だけではなかなか改善しないことがあります。なぜなら、筋肉の緊張や筋膜の硬化は体を動かす能力を低下させ、「代償」を引き起こすからです。

例えば、肩こりの原因が、実は足の歪みや骨盤の傾きによって起こる動きのエラーに原因があるということも珍しくありません。

そこで注目されているのが、ロルフィングという全身の筋膜調整法です。ロルフィングは、筋膜の歪みや癒着を解放し、身体全体のバランスを整えることで、代償動作を改善させ、慢性的な凝りや痛みを根本から改善へと導きます。

ロルフィングは、マッスルインバランスや代償作用によって生まれた身体の歪みを整え、本来の自然な動きを取り戻すサポートをしてくれます。

凝り改善のヒント

凝りを改善するためには、原因となっている要因を取り除くことが重要です。
ですが、一般的に下記内容を試すことで症状が緩和されます。

  • 正しい姿勢を意識する
  • こまめな休憩とストレッチ
  • 適度な運動
  • 身体を温める
  • マッサージ
  • ストレス解消
  • 質の高い睡眠
  • 水分補給
  • 栄養バランスの取れた食事

まとめ

「凝り」は、筋緊張の亢進、筋膜の硬化、トリガーポイントの活性化、神経系の感作、脳の可塑性など、様々な要因が複雑に絡み合って起こる現象です。これらのメカニズムを理解し、原因となる要因を取り除くことで、凝りの予防と改善につながります。凝りを感じたら、放置せずに、適切な対策を心がけましょう。

特に、どこに行っても良くならない「慢性的な凝りや痛み」でお悩みの方は、全身の筋膜調整を行うロルフィングを試してみる価値があります。ロルフィングは、身体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めることで、根本的な改善を促します。

最後までお読み下さり有難うございました♪
皆さまの心のエクアニミティー(平静さ)と身体のレジリエンス(復元力)が高まることを願っております!
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