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ヨガ哲学-八支則の第5ステップ

浦和│北浦和の初心者様、男性大勧化のヨガスタジオ‐浦和姿勢改善Labエクリエンス
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こんにちは(^^♪
Tatsuです♪

今回は、ヨーガスートラの八支則、第五ステップであるプラティヤハーラについて解説します。

プラティヤハーラとは?

サンスクリット語で「प्रत्याहार (pratyāhāra)」と書き、「感覚の制御」または「制感」と訳されます。八支則の前半(ヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラーナーヤーマ)で培った、心身の安定を基盤に、感覚を内側に向け、意識をコントロールする段階です。

プラティヤハーラの目的

私たちの心は、五感を通して入ってくる情報に常に影響を受け、揺れ動いています。プラティヤハーラは、五感を制御することで、外界からの刺激に振り回されず、心を静め、内なる世界に意識を向けることを目的とします。

  • 心の安定: 外界の刺激から意識を切り離すことで、心の静寂を取り戻し、感情の波に乗りこなし、安定した精神状態を保ちます。
  • 集中力の向上: 五感を制御することで、意識が散漫になるのを防ぎ、集中力を高めます。
  • 自己認識の深化: 外界への意識を弱めることで、自分自身の内面、思考、感情、感覚に深く意識を向けることができるようになります。
  • 真の自己との繋がり: 感覚を超越することで、表面的な自己ではなく、真の自己と繋がる道が開かれます。

プラティヤハーラの実践

プラティヤハーラの実践には、様々な方法があります。

  • 五感からの撤退: 意識的に五感を外界から引き離し、内側に向けるようにします。
    • 視覚: 目を閉じたり、一点を見つめたりすることで、視覚情報を遮断します。
    • 聴覚: 静かな場所に身を置いたり、耳栓をしたりすることで、聴覚情報を遮断します。
    • 嗅覚: 香りの少ない環境に身を置くことで、嗅覚情報を遮断します。
    • 味覚: 味の薄いものを食べたり、断食をすることで、味覚情報を遮断します。
    • 触覚: 柔らかい衣服を身に着けたり、静かに座ることで、触覚情報を遮断します。
  • 呼吸への集中: 呼吸に意識を集中することで、五感から意識を引き離し、心を静めます。プラーナーヤーマの実践が役立ちます。
  • 瞑想: 瞑想を通して、雑念を払い、心を静め、内なる世界に意識を向けます。
  • ヨガの練習: アーサナやプラーナーヤーマを行う際に、身体の感覚に意識を集中することで、五感を制御する練習になります。

プラティヤハーラの効果

プラティヤハーラを継続して実践することで、以下のような効果が期待できます。

  • ストレス軽減: 外界からの刺激に振り回されなくなることで、ストレスを軽減することができます。
  • 心の安定: 感情の波に乗りこなし、穏やかな心を保つことができるようになります。
  • 集中力向上: 集中力が高まり、仕事や勉強の効率がアップします。
  • 自己認識の深化: 自分自身を深く理解し、自己成長を促します。
  • 直感力の向上: 五感を制御することで、直感が研ぎ澄まされます。

まとめ

プラティヤハーラは、五感を制御し、心を静め、内なる世界に意識を向けるための practice です。八支則の中間地点に位置し、外側に向いていた意識を内側に向けることで、より深い瞑想状態へと導き、真の自己との繋がりを深めるために重要なステップとなります。

最後までお読み下さり有難うございました♪
皆さまの心のエクアニミティー(平静さ)と身体のレジリエンス(復元力)が高まることを願っております!
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